本日のプレミまとめ

その日の大会の反省など。主に遊戯王。

山形145杯 7回戦スイスドロー

また約1年ぶりです。

 

実はセイクリッドで店舗代表を取ったりチーム戦で入賞したりもしてたんですが記事を書く気力がなくて上げられませんでした。

 

今回の145杯は個人戦スイスドロー7回戦でデッキジャンルが被らなければオマケ賞品をもらえる「オンリーワンデッキ賞」というのもあって遠慮なくセイクリッドを使ってきました。

 

以下使用デッキと対戦成績です。

 

以前に何度かチームを組んでもらったこともあるREDさんのHEROデッキ解説記事を参考に今回《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》と《クロノダイバー・リダン》を採用しました。そちらの方でも解説されているので見に行ってみてください。

 

・今回のセイクリッドの動き方について

1本目は先攻を取って《インスペクト・ボーダー》《スケープ・ゴート》あたりを持っていればラッキーといった感じです。ですがそう都合よくはいかないのでセイクリッドモンスターしかいない場合も多々あります。

 

そこで先攻時に立てるランク4の枠として《武神帝ーツクヨミ》と《クロノダイバー・リダン》の2枚としました。

ツクヨミは場にセイクリッド2体が並び、伏せる魔法罠が2枚以上ある手札であればほぼ確実に出します。手札誘発であろうと罠であろうと関係なく「1枚捨てて2枚ドロー」という形を作るのを最優先しています。

ちなみにツクヨミを《グラビティ・コントローラー》に変換してからランク4が立てられるならそうしますがそうでない場合はツクヨミをそのまま残して返しのターンで2回目の効果を狙います。

 

 

 

この展開パターンはポルクスグレディソンブレスの3枚で動いていて、見栄え重視してツクヨミを2枚使っていますが実際問題そんな枠はないので後ろに立つのはリダンになることがほとんどです。ドローする過程でブリガンダインを引いていれば除去効果も狙えますしモンスターだけだとしてもツクヨミで引いた妨害札+相手スタンバイの素材補充効果でまあまあ布陣は作れることが多いです。

 

ちなみにプレアデスは1枚しか入れておらず、再利用する余裕もないため先攻で立てることは少なくなりました。以前の《炎舞ー天キ》のように戻してリソースを増やすカードがないことも理由です。今回の7回戦中出番があったのは1回だけでした。

 

・採用カードの解説

《インスペクト・ボーダー》

本当はライオウにしたいですが1枚で勝てるカードになりうるのでフル投入です。

《セイクリッド・ポルクス》

セイクリッドにおける最重要カードです。このカードがあるから今でもセイクリッドを使えていると言えます。チェーンブロックを組まないため効果無効をすりぬけてランク4に到達できるだけでなく、ボーダーの横に並べて展開もできます。《増援》込みで最大枚数です。

《セイクリッド・カウスト》

セイクリッドモンスターでは最大打点でプレアデスを立てるには必須のカードですが以前にも増して複数手札に抱えた場合の遅れが気になったため《炎舞-天キ》とともに枚数を減らしました。しかしセイクリッドはあくまでX召喚するには2体必要となるためある程度セイクリッドモンスターを入れる必要があります。ポルクスやグレディと一緒に並べるには1番強いので被らないようなラインを意識して2枚にしました。

《セイクリッド・グレディ》

チェーンブロックを組む特殊召喚効果なので多くの場面でポルクスに劣りますが手札に大量のセイクリッドモンスターを抱えたときに強いことがあります。

例 ポルクス→グレディ→ソンブレス 

ポルクスとグレディでリンク召喚してソンブレス効果でグレディ回収

ソンブレス効果でグレディを召喚して効果でセイクリッドをss

1ターンでグレディ効果を2回使うことで手札のセイクリッドを最大4体展開できるパターンがあるのでダメージを取りに行くときに必要になります。

ポルクスとグレディに関しては同名の被りもOKなので最大枚数投入します。

《セイクリッド・ソンブレス》

条件さえ満たせば1枚で返し札になれるのですが墓地に2枚セイクリッドモンスターが貯まらないと効果を使えないのでカウスト同様に枚数を1減らして2枚に抑えています。

セイクリッドが墓地に行くためリンク召喚自体とは割と相性が良いです。

オネスト

以前に比べて律儀に戦闘をしてくれる相手も減り、効果無効も増えて通らなかったりと厳しいですがビートダウンデッキでダメージソースになり得ますしレベル4なので普通にX素材になるので外せません。1枚構築にしたときにこのカードがあれば・・・という試合が多発して2枚になりました。手札にある時は無いようなプレイを、ないときには持っているかのようなプレイをすることが結構あります。

《灰流うらら》《増殖するG》

手札誘発枠は5枚だけとかなり少ないです。ボーダーが立っていると打てなくなる上にパワーの低めな誘発を打てても盤面を返しきれないことが珍しくないためリターンの大きいこの2種類だけにしました。セイクリッドが環境外デッキというのもあるのでうららに関してはできる限り1:1交換(死語)を取れるカードを狙って打ちます。

《ハーピィの羽根箒》

パワー差を埋めるカードなのでメイン投入です。

《増援》

上で触れましたがポルクス専用カードです。サンドラ相手と勅命を入れた上で抜くカードに困ったらこれを抜きます。

《墓穴の指名者》

手札誘発にこのカードを打つのは《強欲で貪欲な壺》にうららを打たれた時か2枚以上ドローされるのが確定した増Gに対してで、それ以外の誘発はできるだけスルーして相手のメインギミックを止めに行きます。閃刀姫ならレイ、転生炎獣の墓地効果、サンドラの雷鳥、オルターのメリュシークやマテリアなどです。《レッド・リブート》に屈しないために速攻魔法の妨害として採用しています。

《スケープ・ゴート》

パワーカードですが1ターン遅れるのと《 幻創龍ファンタズメイ》《ダイナレスラー・パンクラトプス》との相性がかなり悪いこと、ブリガンダインを投入したことでこのカードに頼らなくても戦えたのもあるので《簡易融合》と変えようと思っている枠です。これもREDさんの記事を読んで参考にしたのでぜひそちらもどうぞ(2回目)。

展開は基本的にセキュリティ→リンクリボー→フェニックス→アストラムの順です。《ヴァレルソード・ドラゴン》は1枚で立てるためにエクストラ枠をもう1枚必要とするのを嫌って入れませんでした。

《強欲で貪欲な壺》

このデッキにおけるこのカードのデメリットは

・1ターンに2枚打てない

・《増援》を引いたがポルクスが3枚飛んだ

・3枚目は打てない

以上です。ローリスクで気持ちよく2ドローできるので2枚目まではノータイムで打ちます。一応即打ちしないパターンがあります。1つは先攻でボーダーと一緒に引いた時で、召喚してから発動することでうららを打たせなくするパターン、もう1つは下の画像のような初手の場合です。

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先攻でこんな手札の場合はツクヨミをX召喚して2枚伏せ、効果で2ドローしてから伏せた強貪を使います。結果的に手札が4枚になります。これは自分が先攻でプレアデスを狙わない前提でプレイしているのでカウストを引きにいかなくてもいいと思っていることと、先に強貪を打ってモンスターを引いた場合に2枚以上捨てるのを避けたいということが理由です。

《神の宣告》《神の警告》

神6枚ですがメリュシーク、レイが場に着地してしまうので通告を採用しませんでした。ライフコストが辛いので手札のセイクリッドはバンバン並べて早期決着を狙います。

《大捕物》

昔でいう単体除去罠です(除去できてませんが)。《I:Pマスカレーナ》と組み合わせてきれいに除去できます。X素材にした場合は場に残り続けるので機械騎士やサイバードラゴン等光属性レベル5を使うデッキに対してはプレアデスで再利用することもできます。

《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》

既に触れましたが基本的にランク4、特にリダンを作るためのカードです。2枚投入でしたが予想より強かったので3枚でいいです。

《虚無空間》

ボーダーと同じく1枚で勝てるカードになるので41枚にしてでもメインに採用しました。増Gが致命傷になりにくいデッキなので無理な動きをしなくてもボーダー、リダン+虚無ぐらいで十分強いです。

 

サイドエクストラは簡単に書きます。

サイドデッキ

《魔封じの芳香》はPテーマが今回のCSに多いのではないかと想定して投入、

 他のカードはリターンの大きいカードを優先して入れました。7マッチ戦う上で今回捨てたのが未開域系統の展開デッキです。ある程度の勝率を求めたのでクロウヴェーラーロンギヌス泡影あたりのアド損(最近聞かない)カードを入れませんでした。

エクストラデッキ

今回使った回数が多い順に並べると

《クロノダイバー・リダン》

《武神帝ーツクヨミ

《グラビティ・コントローラー》

《No.39希望皇ホープ》《SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング》

その他のカードは使用回数0から1でした。

ご覧の通りプレアデスも1度しか出てないですがそれでも戦えているあたりリダンとツクヨミが非常に優秀でした。

また、ポルクスを経由してのホープザライトニングはこちら側が一切カードの効果を発動することなく相手を処理できるので(フリーチェーン以外の)妨害に引っかからないという強みもあります。アストラムやヴァレルロードも倒せますし。

ちなみに、《深淵に潜む者》はEXゾーンに置いても2ターン以内に決着をつけられないので先攻ではほぼ立てません(未開域に関しては対戦経験がないので不明ですが)。

詰めの段階まで我慢します。

 

・終わりに

7戦4勝という好成績と呼べるかは微妙なラインでしたがそれでも自分の好きなデッキを7回戦通して使えたことと、その環境を準備していただいた145杯主催、スタッフの方々にはとても感謝しています。

本日発売のリンクヴレインズパック3での新規カード登場は叶いませんでしたがいくらなんでもそろそろ出るだろうということでまた記事を書く理由ができたら上げようと思います。

 

長々と読んでいただいてありがとうございました!